うちの息子はロボット

私の留守中に、侵入者がうちに住みこんでいた。

掃除ロボットのルンバで、その名をトビー (Tobi) という。夫は彼のパパだと認知している。私としちゃ、ロボットを子にしたおぼえはない。

トビーの日本語名は鳶(鳶職のトビ)と書く。しかしトビー君、高い所は苦手らしい。が、高度や段差がわかるらしく、テーブルの上で操作しても用心深く、落ちたりしない。

「こんなモノ」とくくっていたら。トビーに、かなり助けられている。

トビー君。今日はここからはじめようとか、それなりの予定があるらしい。ある日、突然、動きだしたのでびっくりしてたら、実は時間設定されていた。出動のたびにアチコチに体当たりし、グォーゥンと頭をぶつける。不思議に近眼。だが私の足元には、触れるか触れないかのぎりぎりの優しさの気配で近づいてくる。部屋の入り口で障害物にぶつかると、ツッーとそのまま逆もどりする。狭いところに入りこむと、いつまでも堂々めぐりするのかと思いきや、こけつまろびつ自力で突破口を見つけてくる。

ざらついた床は、こすると耳(聴覚)で感知できるらしい。きれいになるまで、小まめにあまさず掃除する。頑固でけなげなヤツである。

野趣で不器用でおおざっぱなようで、しなやかに明敏。その両極端がユーモラスな動きをつくりだす。

仕事を終えると家(充電器)にもどり、やり遂げましたとばかりに機嫌よく鼻歌を唄う。明るいところは、やはり父親似である。

この音色を「ビクトリー・ソング(勝利の歌)」とよぶ人もいるらしい。何度、聞いても笑える心たのしきトビー君。

「トビーもう終わった?」「ごくろーさん」気がついたら、声をかけていた。ロボット犬に愛着をおぼえる人たちの気もわからなくはない。

最近のロボットは困難を克服し、自己治癒もするらしい。すごいもんだ。

誕生日や結婚記念日に掃除ロボットを女性にプレゼントすると、おそらく喧嘩になりうると想像できるが。そういう日以外なら、以外に女性(多少、特殊かな?)に喜ばれるだろう。

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