「それって何」「誰が」「どこで」「いつ」「どんな風に」「何人くらい」利用できるの。それから「どうして ?」という質問にお答えします。
では始めることにしましょう。テーマはバーチャル実験室で、略して「イー・ラボ」です。
バーチャル実験室とは ?
基本的には、実際の「実験室」をインターネット上に移し換えたものです。その結果、実験室という現実世界がバーチャル化されるわけです。
各実験室はモジュールによって構成されています。モジュールとは、IT用語で機能単位、交換可能な構成部分と理解してください。
このモジュールは一般的なものでも、特殊なものでもかまいません。一般的なモジュールはカーネルと呼びます。特殊なものは「主題」「グループ」「項」「テスト」「テスト結果」などが考えられます。モジュールは簡単に追加したり、削除したりできます。将来的には追加機能が加わっていくことになるでしょう。バーチャル実験室のモジュールは別のモジュールや外部のモジュールとも情報を分かち合うことができます。
何のために使えるの ?
この「イー・ラボ」は、直接に把握しにくい事象・現象を図式化して表すのに適した構造模型(モデル)といえます。ある基礎構造についてのモデルを考えるときに、外国などに在住する同業者・専門家などと一緒に、遠距離でも協働作業をするのに最適です。それ以外には、バーチャル実験室は様々なタイプのモジュールがあり、各モジュールはそれぞれ別機能を持っています。この違ったモジュールの組み合わせによってかなり複雑な業務、たとえば、同じ主題について複数の国で、多国語で比較調査が行えることが可能になります。例としては、世論調査や生徒の学力テストなどに使えます。
初歩的な実例のデモについては、下記の「どこで」の説明を読んでください。
バーチャル実験室を利用できるのは誰? この実験室は誰の役に立つの?
実験室の責任者になるには、まずこのオンライン・コミュニティーで「本人確認をしたメンバー」として登録する必要があります。「本人確認」のために、名前、大学または所属団体名、専門分野などの個人情報を提供していただきます。またこの実験室利用がどうして必要かという理由も説明していただきます。これは個人情報を根掘り葉掘り聞くのが目的ではなく、この実験室のサーバー・ファームであるルクセンブルグ大学の許容範囲内がどうかを確認するためのものです。この「イー・ラボ」は「フーリー・フレジッド」(高性能)の実験室ですので、ソーシャル・イシューのコミュニティーともつながり、それぞれ違った実験室、プライベート・フォーラム、ブロッグとも全部、連結するようになっています。
利用者ガイドは?
下書きの物が(英語)が、ここにあります。技術に関しては TAO のサイトをご覧になってください。
バーチャル実験室はどこ?
ここをクリックしてください。初歩的なデモをお見せします。
この実験室はどこで提供してるの?
つまりルクセンブルグ大学の EMACS (教育に関する計量・応用認識科学)チームです。大学はもちろんルクセンブルグ国内(正式な国名はルクセンブルグ大公国)にあります。
いつ利用できるの?
基本的には、いつでも利用できます。正確にはコンピューター・サーバーが余裕のある時です。例外として、たとえばルクセンブルグで数千人の学生が同時に期末試験を受ける日などは利用できません。この件に関しては、またコミュニティーのカレンダーでお知らせすることになります。
この実験室はどういう風に機能してるの?
これは非常に一般的でかつ、融通が利いて用途の多いエンジンでジェネリスSSSS (Generis4)とは
S ジェネリック・インフォーメーション・システム <一般情報システム>
S シェイプ <構想する>
S シェアー <共有する>
S ストアー <安全に保管する>
という意味です。
バーチャル実験室を使い始めるには?
ラボの責任者として、チームの一員として、またはゲストとして一つか複数の実験室にアクセスするには、ラボの横にあるログインで登録してください。
バーチャル実験室は何人くらいまで同時にアクセスして協働作業ができるの?
コンピューター・サーバーの容量によります。
モジュールはいくつくらいまで使えるの?
コンピューター・サーバーの容量によりますが、だいたい10以下のモジュールです。
データーが削除されるまでの時間は?
このコミュニティーで「本人の確認済みの」会員であれば、自動的にリセットしないでデーターを保存することはできます。そうでない場合は、バックアップの保証はできません。