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年金があぶない!

著書の「資本主義の終焉と歴史の危機」(集英社新書、2014年)の中で、水野和夫は次のように述べています。

「私が資本主義の(しゅう)(えん)を指摘することで警鐘を鳴らしたいのは、こうした『成長教』にしがみつき続けることが、かえって大勢の人々を不幸にしてしまい、その結果、近代国家の基礎を危うくさせてしまうからです。(12頁)」

「このように、現代の経済覇権国であるアメリカは、『地理的・物的空間(実物投資空間)』での利潤低下に直面した一九七〇年代半ば以降、金融帝国化へ(まい)(しん)すると同時に、グローバリゼーションを加速させることによって『電子・金融空間』という新たな空間をつくり、利潤を再び極大化させようとしました。これがアメリカによる資本主義の延命策でした(38頁)」

社会学者のサスキア・サッセンは、近年の経済疲弊、富の一極集中、貧困の拡大などはエリートの陰謀というよりは、制度・組織・テクノロジーなど社会的なプロセスが生んだ結果で、それが世界中に広がっているとし、それを略奪形成(a predatory formation)と呼んでいます。predatoryというのは、他種の弱小動物を捕って食べる動物をいいます。

水野氏がいうように、資本主義も経済成長も終焉目前に迫っているのを知っている人たちは、最後の残りの利潤までさらえようとしているように私には見えます。Predatoryを、もっとリアルにいうならscavengingといえるかもしれません。つまり腐食動物が、ゴミ箱や死体あさりをしているような感じです。

年金の株式運用拡大についてこのユーチューブだけを見ると、自民党と民主党のどちらの言い分が正しいのかわかりにくいですが、細野豪志議員の発言部分だけ(特に9:20以降)を聞くと腑に落ちます。まだ疑う人は、「『量的・質的金融緩和』の拡大」を読んでみてください。

www.boj.or.jp/announcements/release_2014/k141031a.pdf

つまり、日本の年金がねらわれているのです。

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