TPP世界支配の拡大をもくろんだ大企業独裁

一つ目のビデオは、アメリカのNGO「パブリック・シチズン」のロリ・ワラックさんが訴える「日本のTPP参加は主権の放棄」。この一分ほどのビデオにすべて、語られています。

www.citizen.org

二つ目のビデオは、カナダきってのアグリビジネスの批評家ブルースター・ニーンさんと妻のキャサリン・ニーンさん。TPP問題を大変心配しながら、日本人へ心のこもったメッセージです。ブルースターさんが端的におっしゃってるように、「TPPの目的は、人々の幸福ではなく、企業の幸福です」。TPPにサインでもしようなら、日本の食料自給も、国民皆保険も全部つぶされてしまいます。(製薬会社は高齢者が多く、原発事故の健康被害も心配される日本をねらってる訳です)

経団連は「いや、自分たちは大丈夫」とほくそ笑んでいるのでしょう。ですが、900ページのTPP文書を初めて見れるのがこの夏で、交渉参加の許可が9月というのですから、いまの日本の政治力・交渉力・英語力で、経団連にさえ有利な条件交渉は、到底不可能ですよ。

ramshorn.ca/visible-state-invisible-government

三つ目のビデオは、デモクラシー・ナウ!でのロリ・ワラックさんの包括的な説明。自由貿易とはタテマエで、TPPの内実は大企業のむきだしな利潤追求。日本が不平等で屈辱的な条件を受けいれないなら、ビスネスの邪魔をちょっとでもしようなら、日本政府相手に大企業が法廷闘争できるという仕組み。つまり大企業がさらに儲けやすいよう、TPPに合わせて国内の法規制や手続きを変えて、一度決まったらそれが最後(企業の裏には、高給で雇われた優秀な弁護士団が勢ぞろい)、無制限に賠償を求めていくという段取り。地域産業優先と国産品愛好を禁じ、はては地方政治・内政への干渉の権利。なにしろ、そんなに公正で、みんながモウカル協定なら、どこの参加国の国民もそっちのけでコソコソ秘密会議しません。おっそろしく手のこんだ組織的悪だくみです。

日本でもベストセラーになった著書『世界の99%を貧困にする経済』を書いたジョセフ・スティグリッツ教授も、米国大企業の不当な政治支配介入・民主主義のゆがみを指摘していますし、広瀬隆さんは「アメリカの経済支配者たち」という著書に、長者番付にさえ載らない、長者番付の大金持をも何億光年も(!?わかりやすい、たとえとして)引き離した1%の大富豪が、いかに私たちの世界を操っているかを指摘しています。

ステファン・ヘッセルさんが言ってましたよね。彼は、第二次大戦中レジスタンス運動で活躍し、強制収容所を何度か脱走しホロコーストを生き延び、戦後、世界人権宣言の起草にかかわった外交官です。2010年に、現況、特に今の金融中心の独裁的な世界支配に対して強く憤れ「怒れ!憤れ!Indignez-Vous」という小冊子をまとめ抗議行動を呼びかけた人です。そのパンフレットは、数百万部を突破するベストセラーとなりました。あのスペインやヨーロッパ各地での「怒れる者Los Indignados」運動、「アラブの春」、「ウォール街を占拠せよ」など世界の抵抗運動、反政府デモの父・インスピレーションと知られ、最近95歳でパリで亡くなりました。見事な生きっぷりでした。

彼が言うように世界の主役は、私たち市民です。腐敗には透明性を、TPPを他人事に思っている無関心には情報を、もう世界は変わらないとする落ち込みには希望を、探っていきましょう。

(TPPだけに限りませんが、不都合な真実を国民に知らせず秘密にし隠しておくために、政府やマスコミがお金を受け取ってるのですね。)テレビ情報を鵜呑みにしている人たちに、ぜひネットにつないでビデオを見てあげてください。情報拡散してください。「知ってたら、あの人に投票しなかったのに」を避けるためにも。 ビデオを世界中の人が見たら、どこかの国民がTPPの協定書を破くのじゃないでしょうか。今年の夏は、世界各地で1%の富裕層に対する大きなデモが起こると思います。安倍さん、TPP参加交渉は政府責任とおっしゃってましたよね、その責任をとる時期は案外早いかもしれませんよ。

1)英ガーディアン紙、ディーン・ベイカー。「自由貿易をうたうTPPは不自由で不平等以外の何者でもない」

blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005

2)「STOP TPP!! 市民アクション」

stoptppaction.blogspot.fr

3)ロリ・ワラックさん、東京での街頭演説

www.youtube.com

 

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