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応用力におとる日本人 *** 「OECD国際成人力調査」

通称・金持ちクラブ。

経済協力開発機構(OECD)加盟国が行っているPIAACやPISAなどの国順リスト調査結果は、国の威信がかかっている。政治的な責任が問われるから、不面目な恥ずかしい結果は公表しづらく、できればいちゃもんをつけてごまかしたい。逆にいい結果は、誇張したいという各国の裏事情があるようだ。

OECDに限らず国際調査結果を見ると、世界のどこにも完璧なユートピアの国はないとあらためて感じる。

日本はどうだろう。どうも関係者から聴いた情報と日本の文部科学省・報道発表内容との間に、ズレがあるように思う。

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アメリカとのつき合いかた

米国に胸をかりた。アメリカに育ててもらった、と感謝している。

加藤周一だったと思う。はてしなく広大なアメリカでは、とてつもなく美しい頭脳と美しい心の両方を持ち合わせた人に出会う(大意)と書いていた。私の知る昔日の米国は、そうだった。

アメリカの底力、生真面目さや良さを深く知らない人は、その恐ろしさも知りえないだろう。アメリカに住んで、どうしてこんな超大国と戦争をしたのだろうと、母国の愚かさを実感した。日本ではエリートと目された人たちも、あちらではかなり稚拙に見劣りした(もちろん活躍している人も多いが)。

欧州に移住してから、第三者として日米を俯瞰するヨーロッパの視点が加わった。国際会議の場でいつも末席に座り、他国の思惑や交渉の場から孤立している日本の代表や官僚に出くわした。

オリンピックとTPP。希望を歴史の中に見つける

フランス人の友人が「さちえ、オリンピックの招致おめでとう」と言ったのがきっかけで、欧州の仲間はブラック・ユーモアで日本の放射能問題を延々と笑いとばした。

日本は大地震、津波、台風、竜巻、豪雨、豪雪と災害が多いけど、一番の災害はあの人だ。もはや安倍首相の嘘は、世界中に知れ渡ることとなった。「ああいう友達がいるだけで、もう敵は他にいらない。(バカな友達を持つと、自分に大きな災いをもたらすという意味)」ヨーロッパ地方の言い伝えがある。

ヨーロッパのブラック・ユーモアは、イジメではなく徹底的に苦いニガイ風刺で、日本も欧州の問題も自らの死でさえも、トコトン笑い飛ばし辛らつに批判する。(笑い飛ばすからと言って、彼らが死を怖れないのではない)。でもあそこまでブラックに笑い飛ばすと、ともかく「後は、元気に一日一日を生きていこう」という気になるから不思議だ。

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Des nouvelles de Ogura Noboru Hanshi (小倉昇範士) - Maître de iaïdo 8ème dan

(Traduit de l'article de Sachié intitulé "News about Ogura Noboru Hanshi (小倉昇範士)")

On m'a demandé de contacter Ogura sensei il y a environ deux semaines. Je lui ai téléphoné immédiatement et nous avons discuté pendant 18 minutes. Comme d'habitude, j'ai adoré parler et rire avec lui.

Pour faire court, Ogura sensei va super bien!

Il pense souvent à ses ardents disciples en Europe. Toutefois, il ne peut voyager à l'étranger pour le moment car sa maman âgée de 97 ans a quelques ennuis de santé et réclame une attention constante.

Ogura sensei enseigne partout au Japon et doit souvent se déplacer jusqu'à trois jours maximum, auquel cas ses soeurs prennent soin de leur mère. Il promet du fond du coeur qu'il reviendra enseigner le iaïdo en Europe dès que sa maman ira mieux.

Il vous demande de continuer à vous entraîner vaillamment pour parfaire votre technique! Courage! Keiko gambatte kudasai!

Pour information, voici son agenda d’entraînements pour 2013:

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News about Ogura Noboru Hanshi (小倉昇範士)

I was asked to contact Ogura sensei two weeks ago or so. I telephoned him immediately and we chatted for 18 minutes. As usually, I enjoyed talking and laughing with him.

To make a long story short, Ogura sensei is alive and kicking!

He often thinks of his ardent disciples in Europe. Though, he cannot travel abroad at the moment because his 97 year-old mother is frail and needs constant care.

Ogura sensei teaches all over in Japan and is often away three days maximum, while his sisters look after their mother. He faithfully promised that he will come back to Europe to teach Iaido as soon as his mother gets better.

He asks you continue your hard work! Keep it up! Keiko gambatte kudasai!

For your information, here is his training schedule:

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Three frontiers (Belgium, Germany, and the Netherlands)

三つの国の国境にて

突然、義弟が再婚するという知らせがあった。彼は、やんちゃでプレイボーイなので、来夏の結婚まで持つかは分からない。いや、彼は本気か? <神妙にお縄を受けて共暮らし> (時実新子)。「とにかく婚約はメデタイ。楽しもう」と、彼らの住むベルギーにむかった。

彼らの新居は、オランダ・ドイツ・ベルギーの三つの国境が集まった、三国点の近くにある。普段、欧州の国境を、県境のように行き来しているにもかかわらず。かつてヨーロッパや世界を制覇しようとした三つの大国が合体する一点を見ながら、それぞれの国境をひと足でとび越えながら、なぜか言いようのない興奮と感動をおぼえた。

おそらくヨーロッパ人にとって、三国点は私が子どもの頃に三国岳に登った体験と似通っているのかもしれない。

だが、島国で生まれた私には、三国点はものすごく新鮮だった。「日本もこんな地続きの国境があったら、もっと外交に長けていただろうに」と、ふと義妹となる人につぶやいたら、「ウイ(そうね)」と即答が返ってきた。

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激怒するEU。行き詰るアメリカ。他人事ですまない日本

今朝ラジオ(フランス・アンフォ)が、ドイツ週刊誌シュピーゲルの暴露を伝えた。
source: France Info (June 29, 2013)

独誌によると、アメリカ国家安全保障局(NSA)は、ヨーロッパにおける個人情報の収集だけでなく、ニューヨークにある欧州連合(EU)の国連代表部や、ワシントンのEUの代表部施設、ブルッセルのEU本部のコンピューター・ネットワークに侵入し、電子メールや内部文書にアクセス、盗み見し、通話を盗聴していたと報じた。独誌は、CIA元職員エドワード・スノーデン氏が所持する機密文書の一部である、NSAの2010年9月付けの「極秘」と指定された文書を、取材源として閲覧したと述べている。

EUのマーティン・シュルツ議長は、アメリカに事実の明確化を求め、独誌が報じたことが事実であるならば、今後の欧米関係、大西洋自由貿易協定の行方を大いにそこねるだろう、と表明している。欧州緑の党のダニエル・コーン=ベンディット共同議長は、アメリカに対する報復として、自由貿易に関する交渉の停止を呼びかけた。

シュピーゲル誌
source: Der Spiegel (June 28, 2013)

ガーディアン誌
source: The Guardian (June 30, 2013)

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日本社会はこれ以上悪くならないという幻想。そしてTPPの異常さ

オーストラリア国立大学のガヴァン・マコーマック名誉教授が、安倍総理の自己矛盾を突いてます。下に内容を要約します。

www.japanfocus.org/-Gavan-McCormack

国民に忠誠心を求める一方、個人の権利制限・剥奪しようとする、水面下での動き。憲法改悪(9条、教育法、靖国神社公式参拝、国防軍など)のもくろみ。過去の残虐行為・侵略戦争責任の否定、侵略美化。北朝鮮や中国敵視。先の戦争の首謀者であり、A級戦犯で首相となった祖父が、戦前たどった帝国(絶対・国粋)主義の足跡を追う安倍氏は、保守派でなく、過激派で歴史修正主義者である。

同時に、親米外交・同盟国を強調をしながらの対米従属。彼がめざそうとする「新しく」「美しい」国家像というのは、(彼の祖父や仲間の時代に)敵国であったアメリカ(がもたらした戦後民主主義、基本的人権の尊重、国民主権など)への敵意の暗示であると、マコーマック氏が指摘。

日本人も、マコーマック先生のように、政策や(民意を代表するために仕事をし給料をもらっている)政治家を大いに批判していいのだと思いますよ。

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TPP世界支配の拡大をもくろんだ大企業独裁

一つ目のビデオは、アメリカのNGO「パブリック・シチズン」のロリ・ワラックさんが訴える「日本のTPP参加は主権の放棄」。この一分ほどのビデオにすべて、語られています。

www.citizen.org

二つ目のビデオは、カナダきってのアグリビジネスの批評家ブルースター・ニーンさんと妻のキャサリン・ニーンさん。TPP問題を大変心配しながら、日本人へ心のこもったメッセージです。ブルースターさんが端的におっしゃってるように、「TPPの目的は、人々の幸福ではなく、企業の幸福です」。TPPにサインでもしようなら、日本の食料自給も、国民皆保険も全部つぶされてしまいます。(製薬会社は高齢者が多く、原発事故の健康被害も心配される日本をねらってる訳です)

経団連は「いや、自分たちは大丈夫」とほくそ笑んでいるのでしょう。ですが、900ページのTPP文書を初めて見れるのがこの夏で、交渉参加の許可が9月というのですから、いまの日本の政治力・交渉力・英語力で、経団連にさえ有利な条件交渉は、到底不可能ですよ。

ramshorn.ca/visible-state-invisible-government

三つ目のビデオは、デモクラシー・ナウ!でのロリ・ワラックさんの包括的な説明。自由貿易とはタテマエで、TPPの内実は大企業のむきだしな利潤追求。日本が不平等で屈辱的な条件を受けいれないなら、ビスネスの邪魔をちょっとでもしようなら、日本政府相手に大企業が法廷闘争できるという仕組み。つまり大企業がさらに儲けやすいよう、TPPに合わせて国内の法規制や手続きを変えて、一度決まったらそれが最後(企業の裏には、高給で雇われた優秀な弁護士団が勢ぞろい)、無制限に賠償を求めていくという段取り。地域産業優先と国産品愛好を禁じ、はては地方政治・内政への干渉の権利。なにしろ、そんなに公正で、みんながモウカル協定なら、どこの参加国の国民もそっちのけでコソコソ秘密会議しません。おっそろしく手のこんだ組織的悪だくみです。

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この素晴らしき世界

先日、日本では衆院選がありました。その翌日、ここフランスでもニュースになるかと思いきや。日本の政権交代はnon-event、つまり公然と無視される、話題にもならない期待はずれの出来事だったようです。

翌朝のラジオ(France Info) が伝えた主なニュースは、オバマ大統領が小学校乱射事件の追悼会で銃規制の強化を訴えたこと、エジプトの国民投票、フランス内政、重税をのがれようとベルギー国籍取得に動きだした俳優ジェラール・ドパルデュー、アフガニスタンの話題、そして最後に天気予報。

一時間ほど聞いてましたが、日本では政権交代があったにもかかわらず、全く報道されませんでした。反対に、その10日前くらいに東北地方で起きた比較的大きな地震のニュースは、何度も報道されてました。その報道の仕方が、フランスおよびヨーロッパでの日本の政治に対する期待度を物語っている気がしました。

ですが私たち日本人は、政治に無関心ではいられません。日本・日本経済の先行きに不安を抱いている人が多いようですが。ここで二点だけ、私も不安に思うことを書きます。

まず、日本は軍事・外交戦略に対応できる高度なIT(情報技術)専門家を、早急に多数育成する必要があると思います。領土問題で争うのは19~20世紀の政治で、緊迫性がやや欠ける過去のことでした。現在、国の中枢機関、陸・海・空・宇宙、機密情報はすべてコンピューターでコントロールされています。銀行も、病院も、企業も、飛行機・飛行場も、交通網も、そして原発も・・・。以前のように直接現場に行かず、サイバー攻撃や遠隔操作で(口にするのも恐ろしいような)大被害・大事故やテロを引き起こすことが可能になってきています。抜きんでたITなくして、日本の経済も危機突破も、国防軍もへったくれもありません。

無駄吠え、警戒吠えする小型犬のように不要な摩擦を起こすのでなく。首相には日本・世界中の優秀な人材を集めたチームをつくり、そのアドバイスに耳を傾け、平和・非戦を維持できる真の外交的・軍事的実力のある世界レベルの政治をなさっていただきたい。

What a Wonderful World...

I would like one of my last blogs this year to be something hopeful and positive (although I am not happy at all with the current political situation of Japan).

Here are nice photos of the Christmas Markets in Strasbourg taken by our French friend, Cyril Hazotte. He kindly shares the photos under a Creative Commons license. Cyril has captured the spirit and the charm of the Christkindelsmärik there: all kinds of colorful gifts and ornaments; smells of hot wine, choucroute, and chocolates; all kinds of regional and foreign accents; dazzling lights; and a festive atmosphere.

The Christmas markets in Strasbourg were far nicer and more enchanting than I ever expected. I think they are nice for all ages: magical for kids, romantic for the couples, friendly and welcoming to the tourists and families, and appetizing to their dogs.

Now I am determined to learn to say “Hot wine, please” in German to visit Nuremberg's Christmas markets in the future!

Of course, we can use the title above with heavy sarcasm. For those who are interested to learn about the current Japanese issues, see below, for example:

... click here to read more ...

【京都雑感】 愛情の振り子・時代祭り・日本とヨーロッパ、どっちも好き

Japan women manifestation1.「何がなんでも、日本に帰るんじゃないよ。」
「政治家選びは、52枚のカードをつかい回すトランプと同じ。時々、絵札や呼称や構成が変わったりはするけど。日本の場合は52枚じゃなくて、24枚の中から転用してるのね」と義母が笑った。

そんな彼女が「さちえを絶対に日本に帰らせるんじゃないよ」「日本はもう終わりや」と、何度も夫に言ったらしい。外国人の彼女が首相になった方が、まだマシなのかなと思うほど日本の政治は逆進的で「20世紀」の感じがする。

欧米の友人たちの警告を胸に、機上の人となった。帰国してみると拍子抜けするように、関西はフツーに機能し、人々は勤勉に働き以前と変わりなく暮らしていた。それにしても、電気会社や政府やマスメディアによる情報操作があまりにもひどいと感じた。放射能が漏れ続けている危機的な現状にもかかわらず。よるべなき基準のない日本の日常。在日の外国人の友人は「みんな、(原発が)危険なことは知ってるでしょ」と言うけれど。福島以前のように、ショッピングや美食にと刹那的に、それでいて厭世的に生きる人たちがシュールに気味悪くうつった。フランスに帰ってみると、日本の原子力規制委員会のメンバーたちが電力会社などから報酬や寄付金などを受けていたニュースを何度も報じていた。2週間半の浅い夢から現実に引き戻された気がした。

Peaceful solution to the disputed Diaoyu-Senkaku islands

Yesterday I (Japanese woman) went to two Chinese grocery stores in Luxembourg to buy a bag of Japanese rice from California, Korean seasoned seaweed, imperial-dragon gyoza wrappers, and Taiwan highland (gao shan) oolong tea.

In Mexico and Spain, people mistook me as a local resident and asked me directions in Spanish. Similarly, Chinese and Korean people often talk to me in their languages. Happily, I try to make conversation with them, using some words which I have learned from Chinese, Taiwan, and Korean friends over the years (i.e., hello, 1, 2, 3,..., delicious, so-so, it doesn't matter, thank you, see you, I love you, etc).

Maybe, it was just a figment of my imagination, but yesterday one of the Chinese owners was slightly distant, not as cheerful as usual. Though, later I realized that she put two extra oranges in my plastic bag for free. Then, I thought of the ongoing dispute over the islands among countries.

Today I was reading two articles by Gavan McCormack who presents background information about the territorial disputes (The first article is translated into 中文, 한국어, and 日本語): "Small Islands – Big Problem: Senkaku/Diaoyu and the Weight of History and Geography in China-Japan Relations".

原発に偏執する日本。そしてエネルギー転換に出遅れる日本

Solar Windmill Boat3.11以来、どこの国でも政府の助成なしには、不安定な原子力産業をささえるのは、いよいよむずかしくなってきている。

World Nuclear Industry Status Report 2012は、原発の建設費は推定費をはるかに上まわり、建設工事も大幅に遅延する傾向にあると報告している。

ちなみに、フィンランドのオルキルオト原子力発電所三号機の建設は5年遅れで、必要費は100〜120%予算超過(60〜66億ユーロ)。フランスでは、2007年にフラマンヴィル原子力発電所三号機の建設開始、2012年に商業運転開始の予定が、竣工は2016年に延期となり超過額はすでに60億ユーロにのぼっている(World Nuclear Industry Status Report 2012、34ページ)。莫大な予算超過分は、当然、国民にはねかえってくる。

原発は商業的にも技術的にも、もう時代遅れの技術であることを周知している先進国は、風力、水力、太陽光、波力、潮力、地熱等々、再生可能エネルギーの開発をアグレッシブに進めている。唯一、日本とフランスが大いに出おくれた感がある。しかし、原発大国のフランスでさえ、確実に変わろうとしている。

野田政権や「原子力ムラ」の人たち、いつの時代に生きているんですか。もっと勉強してほしい。

写真(横)は、ご近所。船のお家

(下)パリ市内の公営の電気自動車貸出制度「オートリブ(Autolib)」

eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20111011/108720/

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