嘘で、あかるい未来はつくれない

吉村洋文(大阪市長)‏Verified account @hiroyoshimura この件に関して、僕は政党会派を超えて自民、維新関係なく、正当な行動をとるべきだと思います。先祖、子孫の名誉にも関わります・・・」

ヨーロッパで、たえず私は失敗をしてます。「失敗」とか「失礼・無礼」とは思いもよらず、周りに指摘されて気づくことも多々あります。でも「失敗は成功のもと」と思い、年をとってきました。

60年続いた姉妹提携の件で、大阪市長に気づいてほしい。市長には広い世界の怖さをわきまえ、考察のゆきとどいた温容な判断をしてもらいたいたかった。

欧米の親日家が考えそうな然るべき「正当な行動」について、関西弁で書いてみますね。「事実でないことって?性奴隷のこと、知らんの?ホンマに知らんの?知らんふりしてンだけ、ちゃうのん?そりゃ日本の歴史で恥ずかしいこと、あったで。証拠もごっつう、あるし。でもあんたらがしたことと、ちゃうやん。なァ、昔の恥を認めたくないんやろ。それを認めへんあんたが、今、めっちゃ恥ずかしんやんか。わかるか。ひゃあ、知らんという認識もでけんもんらしい。そーか。そらあかんわ。ほな、教えてあげまほか。おんなじスカタン、繰りかえんさんよぉに。按配したげるでぇ(ここで無残に記念碑がたつ)」「市長。つっぱってんと、あんじょう謝りや~」まァこんな感じかな。

どこの先進国がナチの事実否定をするドイツの市と、提携を図りますか。(そんな市は存在もしない)そういうことです。日本には、自分が悪かったことを認めるのが、すごく苦痛な人が少なからずいるようです。国内で協調性が大事とされるわりに、他国との協調性には鈍い。「プライド」とか「名誉」とかいうわりには、自分の「不名誉」や他者の「名誉」にはうとかったりする。しかも外国人に過ちを指摘されると、耐えきれなく恥ずかしい。国際社会の評判を気にするわりに。ではそれほど自分たちを大切にしているかといえば、そうでもなさそうで。少数のエリートに決定権をゆだねるという、ワケのわからないところがあります。

「慰安婦」問題について無知だから、謝るべきだという省察を強いられないのでしょう。海外ではいやが上にも教わるんですよ。今あらためなければ、「日本で何を教わってきたの?」と教育の失敗として大恥をかき、子供たちは「永続敗戦」をこのまま引きずるかもしれません。それこそ「子孫の名誉にも関わ」る、失態です。嘘で、あかるい未来はつくれないのですよ。

いわゆる「慰安婦像」は、2011年頃まで存在しませんでした。それが今では、ソウル、サンフランシスコ、グレンデール、ニューヨーク、上海、ドイツ、オーストラリアと、世界のあちこちに同様の像が建つようになりました。真相をごまかそうとするほど伝播され、海外で「慰安婦」碑は建ち、日本がうろたえ逆ギレするほど、かえって顰蹙をかうのです(エミール・ゾラの「J'Accuse...! 我は弾劾する!」のように)。忘却とはうらはらに。それでもなお「日本の名誉と信頼を回復するため」「内政干渉」などといつわりあざむくなら、次は市長か首相宅前に忽然とメモリアル碑がつくられるかもしれません(百戦錬磨。ヨーロッパなら、あり得るなあ)。

サンフランシスコ市の「慰安婦像」で、日本女性の像が不在なのは、アジアでの日本の孤立と責任否定の象徴ともとれます。やはり当事者・女性たちの声を聞かずして、「一方的な」(@ワシントン・ポスト紙) 懐柔や恫喝での和解はあり得ないでしょう。日本人として矜持があるなら、償いきれないけれども、彼女たちへの誠心誠意の謝罪が何にもまして大切だと思います。その中をくぐり抜け対処してこそ、日本のよさも回復するでしょう。それでなければ、「慰安婦像」は、もっと増えるかも。

(公聴会でshame on youなんて批判は、よほどの事でないとしないですよ)

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